連載コラム

第168号「新年のご挨拶」岩城生産システム研究所岩城 康智

新年おめでとうございます。

 巷ではデフレと言われておりますが、これを乗り切るためには製造業のなお一層の奮起が必要です。特に円安基調のため原材料価格におけるコスト改善は企業の明暗を分ける重要な活動と言えるでしょう。
このためには、製造現場に限らず、外注/協力企業を巻き込み、物流・開発改革はさけられないものと言えます。このような活動の中でこそ全体最適が実現できるのであって、その結果としてベストの価格・品質・顧客満足を得られると考えます。
 目まぐるしく変化してゆく世界情勢にあって、積極的に経営することは、利益創造に限らず、その事業の存続にも関わる問題と考え、そのために必要なことを短期間で実行するという事は、会社全体参加で活動を行う必要があります。
 おかげさまで、我々研究所の会員諸会社において、昨年は躍進されたところが多く、喜びを分かち合えたのは感謝の次第でありますが、新年も速度を落とすことなく改革に努めていただきたいと思います。また、今年もこの活動に私どもがご支援・参加させていただけるのは至上の喜びでもあります。