書籍のご案内 「実践トヨタ生産方式」
「実践トヨタ生産方式 〜人と組織を活かすコスト革命 」
- 「トヨタ生産方式は、小さなムダ取りの集積ではない。本書は工場全体への導入プロセスを具体的な手順を追って解説。さらに、他の生産プロセスとの比較や、経営全体への効果などにも言及。 実務家待望の本格的解説書。
- 岩城 宏一 著
- 出版社 :日本経済新聞社
- 発売日 :2005年7月20日
- 定価 :2,750円(税込 10%)
- サイズ : 単行本 21cm×15cm(216頁)
- 12冊以上 送料、振込手数料無料
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推薦の言葉 (本書「刊行に寄せて」より抜粋)
- 「現場の改善が経営全体の合理化にどう結びつくのかということを考えておられる方々には福音書となると思います。」
日本経団連副会長・トヨタ自動車会長 張 富士夫 氏
主な内容
- 刊行に寄せて ― 張 富士夫 氏
- まえがき
- プロローグ
グローバル スタンダードとしてのトヨタ生産方式
なぜ導入がうまくいかないのか
働く意識の変化
経営が変わる、人が活きる
- 1章 トヨタ生産方式の特徴と従来の生産方式との違い
(1)トヨタ生産方式を支える基本的な思想
(2)構成と機能上の特徴 ― 組織形態と運用方法
- 2章 トヨタ生産方式の実際[1] ― 導入と物流づくり
(1)導入にあたっての心構え
(2)展開の手順
(3)全体物流網の構築
(4)工場外物流
(5)工場内物流
(6)「店」および「かんばん」の働きとつくり方
- 3章 トヨタ生産方式の実際[2] ― 標準作業づくりとその維持管理
(1)標準作業のつくり込み
(2)設備の具備すべき条件
(3)生産の平準化のためのさまざまな手法
(4)管理標準の整備
- 4章 トヨタ生産方式への移行に伴う社内変革
(1)人間観の変革 ― 性悪説から性善説へ
(2)管理者の新たな役割
(3)生産管理業務
(4)品質管理
- 5章 他の生産管理手法との比較
(1)品質管理手法(QC,ISO)の新たな展開
(2)TPM(トータル・プロダクト・メンテナンス)
(3)自動化の新たな展開
(4)セル生産方式の限界
- 6章 導入の効果を見る
(1)原価の改善
(2)品質の改善
(3)在庫の削減
(4)経営収支の改善
- 7章 経営活動への波及
(1)水平分業から垂直分業への転換
(2)各組織間の主従関係
(3)維持業務と改革業務の層別
(4)性善説を前提とした経営
(5)長期経営計画の重要性
(6)人事考課による成果配分
(7)売上重視から付加価値重視へ
(8)人を活かす経営への指向
- 8章 用語解説
(1)ジャスト・イン・タイム
(2)自働化
(3)流れ
(4)標準作業
(5)フルワーク
(6)後補充生産
(7)順序立て生産
(8)あんどん
(9)停止装置
- エピローグ
(1)トヨタ生産方式との出会い
(2)トヨタ方式自主研究会に学ぶ
(3)トヨタ生産方式の社会への貢献
- あとがき
- 索引